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 私が、専門家となり困っていたことは、知能検査等を行った後、現状を分析できるのですが、困っている状態の子どもに対して、具体的手立てをどう伝えたらいいのか、今できることを伝えられない。分からないということでした。うまくいかないこと、できないことなど子ども自身も、親御さんも、先生もよくわかっていることなのです。知りたいのは、では何をしたらいいのか。何をしたら改善する可能性があるのかなのです。

 

 コグトレに出会ってうれしかったことは、具体的な手立てとなる方法と手段を明確に示してくれていたことです。実際に私が、学校現場や私の相談室でコグトレを活用した支援を行うと、様々な個性、発達段階にある子どもたちが、力をつけ、自信を取り戻し、成長していく姿を見てきました。

 

 例えば、何年も不登校でどこから勉強したらいいのか分からない。当該学年の勉強がついていけない子どもたちには、どこで何につまづいているのかが分からない。どのように支援をしたらいいのか分からない。これに加えて、勉強することさえ放棄していることがあり、教科書を開くことも、鉛筆を持つことさえも拒否していることがありました。

 

 そのような状況にある子どもたちでも、コグトレならやると言い、取り組みを始め、そのやりとりの中で、気づき発見があり、少しずつ成長ていく姿を間近で見てきました。まさに、人が関わるからこそ起こる効果的な化学反応です。この関わりの中で子どもたちは、愛着(信頼)関係を獲得すると、自ら考え、行動に結びつくことに繋がっていきました。

 

 コグトレは、脳の認知トレーニングであり、発達過程の中で獲得していく順番にスモールステップで構成されおり、安価で取り組みやすい利点があります。このような子どもたちにも、コグトレは手立ての一つとして力を発揮します。(ただし、コグトレは、手軽に誰でも取り組めるのですが、やれば何とかなるものではなく、その支援に適切な見立て(アセスメント)が必要となることを忘れないでください)

  

 最後に、私のコグトレ実践の一部を、コグトレ実践集、コグトレ学会誌2号に収められています。もしよかったらご覧ください。

コグトレについて

 コグトレ®(Cog-Tr)は、認知トレーニングの略称で社会面・学習面・身体面の3方面から子どもを支援するための包括的プログラムです。

 

 一般社団法人 日本COG-TR学会は、子どもから大人までの日常生活の円滑な遂行の促進を図ることを目的とした活動を行っています。

 

 詳しくは、一般社団法人 日本COG-TR学会ホームページ をご参照ください。

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