• chikako

「数える」はできる次元が変わる




コグトレの数えるの項目は、

記号などの数を素早く数えたり、計算することで、

注意・集中力・処理速度の向上を目標としていると書かれています。


私が、子どもたちと取り組んでいる中で気が付いたことは、

一つ、一つ順次課題を与えられれば何とか処理できる(継時処理)が中心の子どもは、

この課題にもたつく傾向がみられました。


それが、

この数えるの項目を丁寧に取り組んでいると、

同時処理(二つ以上のことを同時に処理できる)が自然に身に付き、

切り替えがうまくなります。


それは、

勉強だけではなく、

生活の場面でも、

新しいこと、初めてのことでフリーズしてしまう子、

臨機応変に対応できない子にも効力を発揮します。


それでは、

なぜ、継時処理中心だともたつくのか、


二つ以上の情報を処理することが苦手なために

頭の中が大渋滞を起こし、

混乱してしまうからです。


これを苦手だから仕方がないと放置したら、

発達に応じてカリキュラムされている教育課題をクリアできず

落ちこぼれていく未来が待っています。


それは、早い子で

小学2年の九九を習うところで挫折する子もいます。


例えば、

九九を覚えるとき、

4×8は?と聞かれると、

規則的な順序性にそって情報を処理していきますから、

4×1は4、4×2は8・・・と1から続けていっていかないと4×8にたどりつきません。


3×5、8×6、4×8と聞くと

いちいち3×1は3、3×2は、6という具合に一つひとつ言っていかないと答えが見つかりません。


かけ算の問題に立ち向かう時

これを延々とつづけないといけないことを考えてください。

数字を見るのも嫌になります。算数嫌いになります。


そんな子たちと、

この数えるの項目だけを毎日丁寧にやっていったら

同時処理が身に付き、

計算が早くなり、算数が好きになりました。


それは

小さな障害で八方ふさがりになって途方に暮れているアリと

空を飛びすべての景色をふかんしてみることが出来る鳥ほどの違いです。


個人差はありますが、

自転車に補助輪なしに乗れるようになるように

コツをつかむと案外早く

同時処理ができるようになります。


苦手と放置せず、

毎日コツコツ。

うさぎと亀のカメさんのように


どうか、

算数の解法を

叩き込む事に必死になる前に


プリントやノートが

赤ペンで訂正で真っ赤になっている子と


コグトレの数えるのまとめるを

一緒にやってみてください。


算数が苦手な子は、

やさしいコグトレからやることをお勧めします。


ちょっと頑張ればできるレベルのものを

一日、5分で取り組むことです。


ピアノレッスンも

勉強も

どれだけ時間をかけるかではなく


その限られた時間に

どれだけ

いのちを込められるか


それが、

同じことをやってるはずなのに

人によって

結果が違う理由ではないか


時間は、

平等に与えらているはずです。












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​心理臨床オフィス

こもれび

公認心理師・臨床心理士 阿部千賀子

 ​岩手県盛岡市 ( 仙北町駅 から 徒歩10分)

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