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執筆者の写真chikako

外の世界は輝いて見えた。


どうしてゲームが好きなの?と聞いてみたら、

「ゲームは、自由なれるからから好き」と言われたことがあります。


それは、

以前大ヒットした「アバター」という映画の世界のように


異次元では、

新たな自分を手に入れて、


今の自分にはない能力を身に着け、

自由に飛び回り、

プライバシーを侵害される心配もなく、

会いたい人に会い、

やりたいことをやれる。


不自由極まりない自分から解放され、

時間を忘れることが出来る。


それが無限に続いていくような錯覚に陥る。

だから、できるだけその世界に浸っていたい。

そうして、ゲーム(アバター)の世界に引きこもる。。


それが、

気分転換のための秘密基地なら、

現実生活の充実に役立つアイテムになるのですが・・・。


ゲームやyoutubeに熱中するあまり、、

家に引きこもり、昼夜逆転している子は、


自分はダメ、

現実世界で輝けない、

期待されていないと思い込んでいることが多いです。

(本当にもったいない)


それは、

自分は何もしないでじっとしていて、

いつか自分を助け出してくれる

白馬の王子様とか、

現れるのをじっと待っているのと同じかもしれない。。


だからこそ、

依存状態から抜け出せない。


学校にいくと、

決められた時間割のスケジュールに合わせて

クラスメイト、先輩、先生先生などいろんな人に会い、

関わることことが必要になります。


その為には、

柔軟に状況に合わせ、

能動的に行動できる認知能力がないと、

学校生活に順応することが難しくなっていきます。


だから、学校は生きにくい世界。

周りに合わせてもらったり、

気分で行動している子どもは、毎日が窮屈でたまらならなくなる。


でも、

その自分がすべてだと勘違いしているんじゃないか。

自分のスペックが永遠に同じということはありえないのに。


たとえば、

自分へのダメ出しをやめることとか。

無駄なことをしないことだって重要。


ときには、もがいてみることだって必要。

あらゆる手段を用いて自分のスペックを上げる挑戦をするとか。


先日、NHKで引きこもりの心境をつづったドラマを見ました。

前田あっちゃん主演。


アニメ「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」

を生み出したカリスマアニメ脚本家の自伝ストーリー。


引きこもっていた主人公にとって、

自分の部屋と居間だけが自分の生きる世界だった。。


ゲームをやって

ご飯を食べるだけで時間が消えていく毎日。


窓からそっとのぞいていた世界は、

きらきら輝いて見えた。


彼女にとって

外は、キラキラ光っているあこがれの世界だった。


あんなに隠したかった引きこもりの過去。。

こんな自分にこそ

表現できる世界がある。

そう気づいていく主人公の心の変化に引き込まれていきました。。


再放送、あるといいな。








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