top of page
  • 執筆者の写真chikako

食べるもので身体が作られる






こんな話があります。。

かつて、「鉄分の王様」と言われたひじきですが。。

文部科学省が発行している「日本食品標準成分表」の改訂により、

鉄分含有量が改訂前の9分の1に減ったそうです。


なぜなのか。

それは、ひじきを加工している業者たちたちが、

平成はじめごろまで鉄の釜を使って加工していたが、

より劣化がないステンレス製の釜に軒並み変えていった影響なのだそうです。


私たちが台所で普段使っているフライパンも

より便利で、炒め物が炒め物がこびりつかない為にコーティング加工がされています。

鉄分が不足がちになるのも当たり前ですね。


「薬に頼らずうつを治す方法」 精神科医 藤川徳美 著 という本を

本屋でたまたま見かけて手に取ってみました。 発達障害の子どもが、 不足している栄養(鉄分、タンパク質など)をサプリや栄養補助食品を取ることによって

改善している例を読み 納得することがありました。

(生理のある女の子だけではなく、男の子にも鉄不足があるというのです)


ADHDの子ども達に

フェリチン値(鉄の基準値)が低い子どもの割合が多いことも紹介されています。


落ち着かない子は、よくお菓子や、飴を欲しがりますが、

糖分過多の食生活をしていると、

鉄分とミネラルを消費してしまうため

鉄不足になるようです。


発達に課題のある子どもの中には、

味覚過敏や触覚が敏感なために

味や、食感がなじめず 食べられるものが限られ偏食の子どもたちが多い。


また、深夜にゲームや、動画を見つつ

カップラーメン、ポテチ、菓子パン

チョコレート、お菓子など

大量に炭水化物や糖分の多いお菓子を食べている場合もあります。


宵っ張りの朝寝坊で

朝ごはんを食べず、

お菓子やアイスをかじりながら登校している子どももいます。


その為に飽食の時代と言われる現代でありながら

質的に栄養失調に陥っているケースが多いのも事実です。


食生活の見直しは、大切であることをこの本に教えられました。

閲覧数:5回
bottom of page