不器用な子は 筆記用具を選ぶこと!

宿題が嫌いな子の中に、
文字を書くことが苦手、嫌いな子がいます。
他の子が、30分で終わる作業を、
1時間、2時間かかってやっています。
学校で 疲れ果てて帰ってきて
さらに、この苦行が待っているのです。
家に帰るのが、宿題が憂鬱になります。
以前、
点つなぎを宿題に出したときに、嫌な顔をされたことがあります。
私は、ものの5分で終わると思ったのですが、
1枚になんと30分もかかっていたというのです。
本当にかわいそうなことをしてしまったと反省しました。
自分の感覚で
相手を見てはいけないのです。
そういう子どものために何ができるのか探しました。
それが、
道具を選ぶということです。
弘法筆を選ばず ということわざがありますが、
それは、筆の達人になってからの話。
良い職人が、
道具を選び、丁寧に扱うように、
スラスラと文字を書ける子になるためには、
道具をしっかりと吟味する必要があります。
鉛筆をうまく操作できない子