東日本大震災の折、
岩手県にも支援に来てくださった
神戸で心療内科を開業されている 竹林 直紀 先生のブログを
いつも楽しみに拝見しています。
今日は、その一つを紹介させていただきます。
心臓には、約4万個のニューロン(神経細胞)が存在し、
この心臓脳が、大脳とは関係なく学習、記憶、決定、知覚などの働きを独自にしているということが
分かっているそうです。
そして、驚くことに
脳が送る情報量よりも、
心臓が送る情報量の方がはるかに多いそうです。
つまり、
心臓からの情報が身体への影響が大きいということ。
私たちが唯一自律神経をコントロールできる手段に、
呼吸があげられることも納得のいくところです。
この話を読み、
「アンビリーバボー」という番組で紹介された心臓移植者の話を思い出しました。
以前は、野菜が大嫌いだったのに
心臓移植を受けると間もなく
野菜サラダを無性に食べたくなり、
もりもり野菜を食べるようになったそうです。
その後、心臓を提供した方が
菜食主義者だったということが分かったそうです。
このように、
心臓を提供してくれたドナーの性格や食べ物の好みに
移植後影響をうけるという事例がいくつもあったとのこと。
この話は、
にわかには信じられない内容だったのですが、
心臓にも神経細胞があるのだから
あながち嘘ではないのかもしれない。
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