久しぶりにブログを更新します!
私は、本が大好きです。
本によって新しい世界の扉が開かれる体験があるから
これから少しずつ
紹介していきます♪
最近出会ったこの本
「目の見えない人は世界をどう見ているのか」 伊藤亜紗 著
驚きと感動の連続でした。
ぜひ読んでいただきたい本です。
私は、中学生のころからお箏を習っていたのですが、
その先生が中途失明された先生でした。
その先生は、
本当に繊細な感性を持っておられて
音を聞き分ける力
音の表現力が素晴らしく
聴覚だけではなく、
時々、先生と話していると
先生が目が見えていないことを忘れてしまうほどでした。
なぜ、つまづかないのか。
家の中にあるものを
迷わずぱっととることができるのか
不思議でした。
そして、目が見えないかもしれないけれど
先生は、目の見える人のない感覚を持っているとさえ思っていました。
この本を読んでいて
目が見えない人は、同じところに置かないと取ることができないから
決めた場所に戻している。覚えているから
物をなくさない、部屋がきれいなのだそうです。
なくしてしまったら
目の見える友人を連れてきて
一緒に大捜索をしなければならなくなるからなのだそうです。
納得しました!
さらに、
私たちは、
目が見えているからこそ、
視覚から入る情報洪水に飲まれやすく
誘惑に負けてしまいます。
コンビニに入ると、
ノートを買いに来たはずなのに、
スイーツを手に取っていたりする。
様々な誘惑に負けてしまう。
もうこれ以上はネタバレになってしまうので
ぜひぜひ、
本を手にしてみてください。
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