ボビー・オロゴンが
アフリカへの支援は、魚ではなく、釣り竿が欲しいと言っていた。
支援物資を送るのではなく、
その支援物資を自ら生産し、生活の糧を得る方法。手段を伝えてほしいということ。
つまり、自ら富を生み出す方法を手に知れなければ
永遠に消費する側にいるしかない。
永遠に富を先進国に提供し続け、富は先進国に集中し、
自らは発展途上国でいるしかないということ。
それを脱出するための手段を
教えてほしいということが
魚ではなく、釣り竿が欲しいということの意味を指しています。
日本のやっている様々な海外支援がそれにあたるのかもしれないのですが、
世界の貧困の格差が広がる速度は
日本の支援をはるかに超えているのかもしれない。
偶然Eテレビで、TEDを紹介している番組の
「貧困と向き合う」回を見ました。
アメリカの地方都市の市長、リチャード・J・ベリーさん: 路上生活者に仕事や安全を提供する実践的な方法、タニア・ルナ: 1セント硬貨がもたらした幸福を見ました。
リチャードさんの市長としての挑戦すごい。
けれど、
単なる施しではどうにもならないほど
アメリカの貧困が最悪の状態になっているのだという現実も突き付けられました。
ホームレス対策のニュースで印象に残るのは、炊き出し。
彼らを支える日雇いの仕事が減っているというニュース。
公園などから強制的にごみを撤去するように
追い出されるホームレスのニュースを見たことがあるけれど、
こういう活動見たことがない。
簡単に日本で出来ることではないかもしれないけど、 こんな市長が現れたら、日本も変わるかもしれないと思いました。
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