• chikako

時間感覚は育てるもの


時計の読み方を覚えるのは

小学校2年生の1学期ごろ、


それも、

現在の指導要領では、

1時間から2時間程度しか時間が取れないのに

その授業時間内に、時計の読み方をマスターできない子が多いようです。


たまたま見つけた記事

時計の数字表記のところにアンパンマンのキャラクターのシールを貼るというのを見つけましたが、

すごいアイデアと思いました。


それは、

子どもたちにとって時計を読むということは

朝ごはん、昼ごはん、おやつの時間と覚えていた時間を

数字に置き換えなければなりません。

さらに、短い針は

数字通りに見ればいいのに、

長い針はそうはいきません。

これがとっても難しいことなのです。


小学校の教室では、

時計の枠に もう一つ長針の読み方を張り付けていますが、

それでもなかなか覚えられない子がいます。


時計の読み方は、

小学校2年生までにはわかっていて当然ということなのでしょうが、

それが実際のところ当然ではありません。


さらに、

時計の読み方を覚えると同時に、

生活の中で、時間概念を育てていくことも求められます。


それは、目的のことをやり遂げるまでの時間のペース配分を覚えることですが、

これが分からない子どもが結構います。


例えば、

8時までに登校するには

何時までに起きて、着替えて

歯磨きをして、食事をしてと

見通しをもって行動することが難しく

頭でわかったとしても、身体が付いていかないこともあります。

また、テレビやゲームなど寝る直前まで長時間見ていると、

脳が興奮しており、熟睡できず、朝目覚めが悪くなる。

こうなると最悪です。


毎朝が戦争になる。

おったてられるのが嫌で

学校に行きたくないと泣き叫ぶことも。


まさに、

時計見なさい。見ればわかるでしょうと大人が言っても

時計を読めない子どもにとって

見ても分からないのです。


また、時計の時間が読めても、

準備が間に合わない子がいます。


そういう子どもたちには、

時間感覚を育てるトレーニングが必要になります。


その原因として、

時間が流れていくという感覚がつかめない。

何時までに起きて、ご飯を食べて、準備をしないと遅刻してしまうことを

想起し、準備していく実行機能力が弱いためかもしれません。


時間感覚を覚えさせる小さなステップとして

私はイオン製品のキッチンタイマーをお勧めしています。

(発達関係ので買うと 6、7倍します)


時計の数字を見ながら作業するよりも、

あのキッチンタイマーをセットして作業を始めると、

だんだん赤い色が減っていき

時間も減っていくんだと理解できるようです。


こうやって時間感覚を養ってから

時計をみて時間管理をする

練習にシフトしていくと

分かりやすいようです。


こんな風に

見える化大作戦が功を奏することがあります。


発達障害&グレーゾーンの三兄弟を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法

大場美鈴(楽々かあさん) ポプラ社 という本にも、

いろんな見えるか大作戦が載っています。




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公認心理師・臨床心理士 阿部千賀子

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