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呼吸はすごい。

執筆者の写真: chikakochikako

2011年3月 東日本大震災が起こりました。

未曽有の出来事。


その夜は

真っ暗で今までの人生で体験したことがないほど静かな夜でした。

凍り付くように寒い夜空は

たくさんの星が輝いていました。


その年

たくさんの仲間たちとともに

サンフランシスコ州立大学教授のペパー先生が被災地支援に来られました。


母校で特別講義が行われると聞き

バイオフィードバックを専門とするペパー先生の講義を始めて受け

シンプルだけどわかりやすい

身体からのアプローチが心身へ働きかける力を持っていることに

衝撃を受けました。


7月に神戸で行われた研修にも参加。

いろんなことを学び、影響を受けたかけがえのない研修会でした。


呼吸の深さを測る機器をつけてみると、

自分では、しっかり呼吸をしているつもりでも 呼吸が浅く

十分に酸素を身体に取り入れていない状況にびっくりしました。


自分の鼓動に注目して

ゆっくり 深呼吸 することに集中していると

それだけで 心が落ち着いていきます。

呼吸って 無意識にやっていたけど 

すごいと感激したのを覚えています。


そして、

研修会の期間の1週間

毎日当たり前のようにテレビを流しながらだらだら過ごしていた時間を

テレビを消して、携帯電話も寝る2時間前から見るのをやめ、

その日の授業を振り返り、

深呼吸などのワークをする時間に切り替えました。


すると

何年ぶりだろうと思うほど熟睡出来てびっくりしました。

他に何も特別なことをしていないのに。


ペパー先生は言いました。

ニュースを見るなら朝見なさい。

たとえ、夜のニュースを見なくても私たちの生活に問題はない。


テレビのニュースは

世界中から刺激の強い事件が集められ流される。

気づいていないかもしれないが

そのニュースを見ることで、心が傷つき、影響を受けているため熟睡できない。

実際にやってみて納得しました。

その通りだったのです。


ブルーライトの影響も大きいです。

ブルーライトは直接脳を刺激して興奮させるため熟睡を妨げます。

寝る2時間前には見ないほうが良いですよ。


それは、

テレビ、携帯以外、

ネットも、照明も


私たちは

何かが足りないと

自分の不足感を充足するために足し続けますが、


何かをしない選択も大切だと

ペパー先生から学びました。


ペパー先生のブログは、

すごく面白い話ばかりです。

英語が得意でないので、翻訳ソフトを使いつつ楽しみにしています。


また、被災地支援に同行し、研修会をコーディネートしてくださった竹林直紀先生

同時通訳を担当してくださった 明石麻里先生も 素晴らしい方でした。




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