top of page
  • 執筆者の写真chikako

どんな親でも親が一番!

更新日:2018年12月9日


「愛のムチゼロ作戦」を知っていますか?

岩手県でも実施しています

http://www.pref.iwate.jp/kosodate/shien/jidou/059711.html


私は厚生労働省のキャンペーンで

友田先生の研究を知りました。


それから

様々な文献を読んで

心が痛みました。


厳しい体罰(暴力)を受けて育った人は、

前頭前野(感情や思考、犯罪抑制力に関わる脳の部位)が、


親の暴力を見て育った人は、

視覚野(目から情報をキャッチする部位)が縮小するそうです。


また、言葉の暴力を受けて育った人は

聴覚野(声や音を知覚する脳の部位)が変形し、

スピーチや言語、コミュニケーションに大きな影響があります。


「生まれてこなければ良かった」と言われ続けると

知能や理解力の発達にも悪い影響があることが分かったそうです。


けれど

人間の脳には可塑性(外界の刺激などによって常に機能的、構造的な変化を起こす)があり

適切な関わりとトレーニングによって変わりうるということも

友田先生が言っておられます。


人によって

傷つられた脳(心)は、

人の関わりによってこそ

癒され、成長する。


人間でないといけない。。

これは本当に不思議だと思いました。。


ストレスをうけると

この重圧に耐えかねて


人によって違うけれど

食べること

寝ること

買い物をすること

ゲームにはまること


生きずらい世界から

逃げようとしても

世界の果てまで出かけて行っても

自室に立てこもっても

逃げられない。。


心の隙間、穴を

いろんなものでもので埋めようとするけれど

埋まらない。。

埋められないから。。

埋めようとしてどんどんはまってしまうのではないかとさえ思います。


児童相談所の職員だった教授から

きいたことがあります。


品行方正な

素晴らしい里親に引き取られるよりも、


はたから見てどんなにひどい親だとしても

その親が変わることが一番効果があると


なによりなにより

その姿が、自分のモデルになるから


自分より光が当たっているように見える人と一緒にいると

自分の闇がなお一層黒く見えてしまうからから。

自分を肯定できない。


どんな親でも

心の癖も、身体の癖も似ている

親は親は

自分と同じような失敗を重ねて生きてきた先輩だから

その親が乗り越える姿をみたら

肌身で分かることがあることがある。


この話を聞いて

真実だと思いました。









bottom of page